やまいもの投資

風見鶏トレーダーの株式投資日記

2018年7月の結果

●2018年7月の結果

日本株
 年次:+5.5%
 月次:-1.0%
外国株
 年次:+15.3%
 月次:+0.4%

合計
 年次:+10.5%
 月次:-0.2%

 

保有銘柄(日本株

JIA
イーレックス
タイセイ
イントラスト
フリークアウト
三機サービス
eBase
シェアテク
ピーバン
アイスタディ
手間いらず
リミックス
マクロミル
日本リビング保証


保有銘柄(外国株)

GOOGL
AMZN
テンセント
NVDA
BABA
ADBE
INTU
NOW
FB
ZUO
BA


●2018年7月の総括

今月は、途中までは比較的好調だったが最後に売られて全体ではマイナスとなった。
外国株は主にFANG勢、BAT勢、SaaS勢に分かれるが、FANG勢、SaaS勢が堅調を
BAT勢が食いつぶした格好だ。そして最後にはFANG勢、SaaS勢も失速してよこよこでの着地となった。

7月の新規銘柄としてBAを購入した。

BAは、航空機業界の先の見通しが良いこと、受注残がすごいところに惹かれて購入に踏み切った。2017年の売上は900億ドルほどだが、受注残は4,880億ドル。約5年分の受注残である。ほぼ、供給側の都合でもって収益をコントロールできるといっても良いのではないだろうか。売ることのリスクからほぼ開放されている稀有な存在だ。

もちろんこれだけの大企業で成熟産業である。当然大きな売上成長も難しいが、近年コスト削減もうまく行っているようで、直近の決算の増益率は46%である。

バリュエーションはPER20程度とまずまずである。フェアバリューであろう。

リスクは、当然、トランプリスクということだろう。トランプリスクといっても、あの受注残である。ここ1,2年の業績に影響を及ぼすとは思わないが、政治的な発言で株価は上下するであろう。

アメリカ株でオールドエコノミーの会社を持つのはこれが初めてだ。どんな持ち心地になるか実験という側面もある。


日本株は、マザーズ勢を中心にが厳しい。好業績ではあるがじりじりと売られる展開をシェアテク、タイセイなどでかろうじて負け幅を小さくしてる状況だ。


7月の新規銘柄として日本リビング保証を購入した。


日本リビング保証は、リンクスリサーチの下の記事に私が投資する根拠がほぼ書かれている。一番惹かれたのは立ち位置の良さだ。ハウスメーカーの協力が得られやすい立ち位置というのは美味しいポジションのように感じる。

double-growth.com

ただ、キャッシュ・フローの観点ではとても割安であることは、理解したがその成長性がどの程度か推定するすべがなく、投資に踏み切れずにいた。ところが、インスペクションが前年比5倍(※)というのがでて、一気に投資対象になった。

(※)

中古住宅向け検査・保証サービスを2018年8月より拡充 – 日本リビング保証株式会社

 

この事実自体が大きく業績に寄与するところはないと思うが、そのシナジーを考えると業績への好影響が期待できると判断した。また、同社の属する市場が、とてもホットな市場であることが確認できた。競合も今後は出てくると思うが、大手住宅事業者との良好な関係性をいかして先行者利益をとれるかどうかが焦点となろう。


また、スタートトゥデイ購入したが決算を警戒して一旦落とした。

ただし、再度購入するつもりだ。