2018年12月の結果
●2018年12月の結果
年初来 -0.3%
月初来 -0.9%
●保有銘柄
三機サービス
eBase
●2018年12月の総括
今月は大きな市場の下落もあり、自分もロングポジションはひどくやられた形となった。特に米中首脳会談の結果を受けてとったロングポジションがひどくやられた。ポジションとしては1/4程度であったので致命傷にはならなかったが痛いことは痛かった。
また米中首脳会談前にとっていた指数のショートでも焼かれた形となった。米中首脳会談前までは、新冷戦、QT、利上げいずれも最悪の状況であり、中期的な株価の下落を予想してとったポジションであったが、パウエルプット(ハト派発言)もあり裏目に出ていたタイミングでの新冷戦の一時休戦であり、形勢がわるいと判断し損切りに至った。
ところがそれをあざ笑うかのごとくファーウェイCFOの逮捕、先のFOMCでの利上げ&パウエルのタカ派発言などもあり、損切りが完全に裏目にでた格好だ。
こういったグローバルマクロに振り回される状況を受けて、グローバルマクロを材料としたトレードは難しいとの判断に至った。よって今後は指数のトレードを封印しようと思う。
ただし、金利、QT、新冷戦などの情報は常にウォッチしておき、ポジションサイズの調整には使っていこうとは思う。つまりあくまで売り買いの判断は個別銘柄の状況で行い、ロットサイズや投入する資金の絶対量を形勢判断で調整するという形だ。
一方以外に好調だったのが個別銘柄の空売りである。地合いの恩恵を受けたことが大きいとは思うが、ある程度使える目処がたった感じがする。また相場付きが変われば通用しなくなることもあるだろうがうまく行っている間はこのまま継続したい。
来月からチャレンジしていきたいのが、ロングのスイングである。これまでロングはファンダをベースとして中長期投資であった。最低でも半年くらいは持つようなスタイルだ。しかしこういったスタイルの投資が難しくなりつつあると感じる。ファンダが効かないとういうか、業績が株価へ与える影響が極端に低下している感じがする。こういった状況を嘆いていても仕方がないので、こういった相場付きにも通用するような手法をなんとか確立したいと思う。しばらくは傷つきながら試行錯誤予定である。
何れにせよこの不安定な相場である。今は勝負するときではない。下落相場、レンジ相場の対処の仕方を学ぶ機会と位置づけ、傷つくことを恐れず、チャレンジを継続することとしたい。