やまいもの投資

風見鶏トレーダーの株式投資日記

2019年7月の結果


●2019年7月の結果

年初来 +19.6%
月初来  +1.4%

キャッシュ比率:39%


保有銘柄(ウエイト順)
3328 BEENOS
5699 イボキン
6095 メドピア
6541 グレイステクノロジー
4776 サイボウズ
2034 NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN ←New
8963 インヴィンシブル投資法人
秘密銘柄①
3835 eBASE
9696 ウィザス
7034 プロレド・パートナーズ
3962 チェンジ


●2019年7月の総括

今月はわずかながらプラスだったが、体感としてはずいぶん負けた印象だった。
主力のBEENOSは、えんえんと売られ続ける展開だし、これといってヒットがあったわけでもなく、プラスだったのがむしろ意外だった。

今月も、前月に引き続き位、迷走をつづきの一か月だった。

その迷走であるが、いろいろ手を出した。

一つはアメ株。

ひさびさにアメ株に手をだしてみた。やっぱバイアンドホールドできるのはよいよね。
ということで、力強く長期で成長するグロース株を買ってみた。(まだ打診レベルだが)
押し目を少しづつ拾いながら、ゆっくり買っていきたい。


もう一つは大人の空売り戦略。
これは長期で社会的な変化に着目して、その社会的な変化を収益の源泉としようというコンセプトだ。
果たして、自分にフィットするだろうか。


さて、8月であるが、いきなりのトランプ砲でありすこぶる外部環境は悪い。
利下げも行われたが、継続的に利下げがつづく感じではなく、ムードとしては達成感が売りを誘発しそうである。

ただでさえ夏枯れ相場で上がりくいだけに、我慢がしいられる展開が続こう。

こういった相場観の元、勢いのなくなった持ち株を処分しつつ、新たな試みに少しづつ資金を振り分けていきたい。

 

2019年6月の結果


●2019年6月の結果

年初来 17.8%
月初来 -3.1%

キャッシュ比率:44.3%


保有銘柄(ウエイト順)
3328 BEENOS
5699 イボキン
6095 メドピア
4776 サイボウズ
3835 eBASE
秘密銘柄①
6541 グレイステクノロジー ←New
秘密銘柄②
8963 インヴィンシブル投資法人
9696 ウィザス ←New
7034 プロレド・パートナーズ
3962 チェンジ


●2019年6月の総括

今月は残念ながら大きく凹んでしまった。
ここ4か月は苦しいながらなんとかプラスを維持したが、5か月ぶりのマイナスとなってしまった。

今月は月初からいきなり新興を中心に大きな下落が襲い、我がPFにも甚大な被害をもたらした。特にここ4か月ほどPFを引っ張て来てくれた大黒柱であるAmaziaやアイリックが大崩れしたこと痛かった。

またその後のPF一位となったBeenosが冴えないうごきとなったことも、6月苦戦した要因の一つである。

加えて6月痛かったのは打診買いでの失敗の多さである。

毎月打診買いで失敗をするのだが、今月は特に多かった。
毎月3,4銘柄くらいで失敗をするわけであるが、今月は7銘柄と多かった。
PF1,2を撤退したこともあり、ある程度の迷走は致し方がないが、結果から振り返ると、焦ってポジを増やそうとした感じがしないでもない。

この6月は相場付きが変わってきた感覚もある。

これまではキラキラした高PERの銘柄が買われていたが、それらが物色の対象から外れ、比較的低PERな割安成長株であったり、業績の伴っていない低位株であったり、自分が保有しないタイプの銘柄が上がっていたように思う。


ちょっと何を買ってよいのかわからないといった感覚があり、このままの相場が続くとしばらく苦戦しそうだ。


株はよくなかった一方でオプションは少しづつ慣れてきた。
オプションのよいところは、自分のひとつの目標である全天候型を目指せる点である。

株はどうしても相場に左右される。

まだオプションでは利益の額は少ないが株の不安定さを補う一助になればと思っている。

さて外部環境である。

米中貿易戦争は、G20での休戦合意がなされたことで、一旦は相場はリスクオンとなろう。また7月の利上げも意識されるであろう。

米中貿易戦争、FRB金融政策と外部環境の2大要素がそろって良化の方向性を示しているわけで、一旦はリスクをとっていく方向性であろう。

 

 

 

 

2019年5月の結果

●2019年5月の結果

年初来 +21.8%
月初来 +3.5%

キャッシュ比率:31%


保有銘柄(ウエイト順)
Amazia
Beenos
アイリック
メドピア
イボキン←New
システム情報
サイボウズ←New
eBase
プロレド
チェンジ

その他(打診買い数銘柄)

 

●2019年5月の総括

今月は大変重要な決算期であり、ファンダ派としてはここは絶対勝たなければいけない月。

その意味で軟調な地合いの中プラスだったことは良かった。

一方で5月中にポジションを60%程度まで落とす予定であったのだが、逃げ遅れた銘柄があったことや調子に乗って買ってしまった銘柄があったことで、プランどおりできなかったことは反省であった。

(外部環境を考えれば、ポジションを50%くらいまでおとしてもよかった。)

折しも米中貿易戦争の雲行きが非常に悪く、ダメ押しのようにメキシコへの関税が重なり、外部環境としては非常に悪くなってしまった感じだ。
というわけで、6月は月初から一旦は大きく凹んで始まりそうだ。

ただし、悪いことばかりではない。

4月から始めたオプションでのヘッジも行っており、この下落で効果を発揮してくれれば、今後武器の一つになるかと思う。

また今月は、新たな試みとしてリートもはじめてみた。5%を超える高配当な奴だ。

これまで株式投資をしていて配当は意識したことがなかったが、配当を実際に得てみて、自分にフィットするかどうか、もち心地を試してみようと思う。

 

2019年4月の結果


●2019年4月の結果

年初来 +17.4%
月初来 +3.3%

キャッシュ比率:27%


保有銘柄(ウエイト順)
Amazia
アイリック
メドピア
アバント
Beenos←New
プロレド
Edulab
システム情報
チェンジ←New
eBase

その他(打診買い数銘柄)

 


●2019年4月の総括

今月はなんとかプラスで終えることができたが、体感としては苦しい月であった。

月初、アイリック、メドピアといった主力どころが大幅に調整し、その後もリバがなかなか入らず苦戦を強いられた。
そのほかにも期待して買った識学なども決算で上がる前の振り落としで損切りしてしまったり、打診買いの段階で思わしくなく損切りしてしまった銘柄もいくつかあった。

加えて、先月釣り糸を垂れるといっていたオプションでも損失を抱えてしまい、やってしまった感じだった。

そんな苦しい中、ウエイトの大きいAmaziaが支えてくれた格好となった。
先月メドピアのウエイトを落として、Amaziaを買い増したことが結果的には成功した形だ。

またプロレドも突然強い動きを月中に演じてくれたのも助かった。

このように、試行錯誤するなかで、最近ようやく自分のスタイルというか、そういったものがおぼろげながら見えてきた気がする。

そのスタイルとは、

「すごいとおもえる会社に投資をする」

である。

とても当たり前のことをいっているようにおもえるが、業績だとか、割安さだとか、テクニカルだとか、需給だとか、そういったものが目に入ってなかなかこのシンプルな軸で投資できないものだと思う。

自分の過去の投資を振り返ると、満足感が高く結果がでているのは、この「すごいとおもえる会社への投資」だったように思う。

もちろん、先のあげたような要素は考慮するが、まずこの「すごいと思える」要素があるかどうかで銘柄を選別して、その後、それ以外の要素で、タイミングをはかったり、優先順位やウエイトをつけたりするということである。

この考え方で、今後も結果が出るとは限らない。しかし、投資の考え方の軸がないと都度判断がぶれることになり、長期的には成績も安定しないとも考えられる。今後は単に勝つだけではなく、自分らしく勝つ、を意識していきたいと思う。


さて、来月の展望である。5月はもっとも重要な決算シーズンである。
それに向けて打診買いをいくつかの銘柄で行っている状況である。

決算をみて、本格的に投入していくなり、撤退をするなり、判断をすることになろう。
現在銘柄数が多くなりすぎているきらいもあり、こういった観点でも銘柄の整理は必要である。

機敏に動けるように集中力をもって望みたい。

 

 

2019年3月の結果

 


●2019年3月の結果

年初来 +13.5%
月初来 +9.2%


キャッシュ比率:35%


保有銘柄(ウエイト順)
アイリック
Amazia
メドピア
Edulab←New
アバント
eBase
GMOペパボ←New

システム情報
プロレド
はてな←New
識学←New


●2019年3月の総括

3月は比較的好調に推移した。新興が強かったのが味方した格好だ。


数字としてはよかったが、損切りした銘柄も多くあり体感的には半分くらいの勝率といった感じだ。
銘柄の選球眼はまだまだだと感じる。
またメドピアなども下げたところで、枚数を減らすなどずいぶんちぐはぐな取引も多かった。


銘柄としては、主力としていた2トップを少し削って、Amaziaを買い増した。
そしてこの3銘柄を主力に据えることとした。

また追加した銘柄も直近IPOなど、フレッシュな銘柄がそろったと思う。
意図としては、銘柄の鮮度を重視したいとの思いである。

とはいえ、eBase、アバント、GMOパペポといったバランサーも要所に配置し、爆発力だけでなく安定性にも配慮した。

今後の投資方針だが、引き続き外部環境は悪くないと考えているので、引き続き積極的にポジをとっていきたい。

ねらい目は4月の中盤だと思っている。連休を意識して、一旦ポジションを閉じたいと思う人も多いだろう。
大きく調整するようだったら、ある程度キャッシュを投入していきたい。


今月の新たな取り組みとして、オプションを少し触ってみた。
オプションは覚えることが多くまだ感覚がつかめないが、今後リセッションも予想され、軟調な相場も来るだろう。

そういった時の備えになればと考えてのトライである。

このように少しづつ引き出しを増やしていき、全天候型の投資家を目指したいものである。

 

なお、こうしたトライはこれからも続けていきたい。それが失敗したとしてもかまわない。経験を第一に考えて、パフォーマンスを犠牲にするわけではないが、一定の遊びは必要との考えである。

一定の成果は確保しつつ、新しい漁場に釣り糸を垂れる姿勢は継続していきたい。

 

 

2019年2月の結果


●2019年2月の結果

年初来 4.7%
月初来 6.7%

キャッシュ比率:36%


保有銘柄(ウエイト順)
アイリック
メドピア
Amazia←New
アバント←New
ログリー←New
ラクスル
eBase
システム情報←New
TDSE←New
プロレド



●2019年2月の総括


2月は随分景色がかわった印象だ。

1月は相場の方向性がいまいち確信が持てなかったのと、昨年末の下落の恐怖もあり、本腰をいれて投資ができなく、トレーダースタイルでちまちまやっていたわけだが、これが絶不調であった。数えてみたら20連敗していたようで、本当にひどかった。
細かく負けただけでなく、サンバイオで大きくまけるなど、本当に散々だったわけである。

ところが、1月の終わりでパウエルがハトになったあたりで、このままちまちまやっていても仕方がないということで、徐々に資金を入れ始めた。

まず資金を入れたのが、アイリック、メドピアである。
今年のやるべきことの一つとして、集中投資というのがあった。
投資ってどこかで胆力というものがなければ、エッジのきいた投資成績は残せないのではないかということで勇気を振り絞ってこの2つの銘柄に集中投資した。

これが運良くうまく機能してくれた。

加えて準主力の扱いのラクスル、Amaziaあたりも好調に推移してくれた。
ただし、残念なのは、ラクスルは地合いが悪くなりかけたあたり、少し枚数を減らしてしまったことだ。

一方で、安定性重視ということで組み入れたアバント、ログリーあたりは、今ひとつ波に乗れていない。

2月の終盤にかけては、循環物色の地合いであるとの判断から銘柄を数多く買うという戦略に出ている。
果たしてこれが功を奏するか???
ただし、銘柄数が多すぎると管理しきれなくなるので、適当なタイミングで雑草取りはするつもりである。


また、数が少ないので上記リストには載せていないがバリュー株を始めてみた。
バリュー株はほとんどこれまでやってこなかったが、極端に割安な銘柄で成長性の高い銘柄を買ってみた。
PER5程度で成長性が30~50%あってしかも今後共続いていきそうな銘柄だ。
ずっと放置される可能性はあるが、年単位でもてば流石に下がりはしないだろうという目論見だ。
成長株の観点でバリュー株を買うという投資だが、果たしてうまくいくか実験である。

さてマクロの状況である。

状況としては悪くないだろうとの判断である。
パウエルはハト派を継続しているようであるし、新冷戦もすぐには解決しないだろうが決裂というわけではないようである。
加えて中国はバブルに突き進むような政策を出してきており上海も直近では急騰している。日本でも追加緩和の話が出ているようだ。
一旦はリスクオンでよいだろう。引き続き少しづつ資金の投入量を増やしていきたいと考えている。
とはいえ、こうも一直線で伸びていると(特にダウやナスダックはすごい)、逆に不気味という気がしないでもない。

 

2019年1月の結果

●2019年1月の結果

年初来 -3.3%
月初来 -3.3%

キャッシュ比率:67%


保有銘柄(ウエイト順)
メドピア ←New
アイリック←New
ラクスル←New
eBase
プロレド←New
サンバイオ←New


●2019年1月の総括

今月はいままで投資をしていた中で、もっとも精神的につらい一か月となった。

今月は昨年末の下落を受けて、この1っか月はトレーダースタイルで戦うことを試みてみた。

具体的には昨年末、一定の成果がでたチャートをみての個別銘柄の短期での空売り(長く持って3日程度)と、指数の空売りである。
これがことごとくに外れた。


途中から買いも入れてみたがこれもいまいち成果を上げることができていない状況である。


トレーダースタイルは、勝率に悪いのを気にするべきではないとは思ってはいたが、知らず知らずのうちにメンタルの影響を及ぼしていたのか、あのサンバイオをつかんでしまうという判断ミスを犯してしまった。
あとから考えれば、リスクとリターンの計算が正しくできていなかったようだ。
また、当初テクニカルで売りのサインがでたら手放そうと思っていたにも関わらず、手放せなかった(1枚残してしまった)のは、痛恨のミスである。素直に反省をしなければならないだろう。


さてマクロ状況である。

相場に大きな影響を及ぼすところとして、新冷戦、利上げ、QTの3つを考えているが、新冷戦以外の利上げ、QTについては、良化している。そろそろリスクオンにしてもよいとも思われるが、FRBがそうせざるを得ないほど、景気があやしくなっているとみる向きもある。

これでリスクオンとなるほど相場は単純ではないとは思うが、FRBの方向性には寄り添っていくのがよろしかろうという判断である。
すこしずつ自分もポジションは上げていこうとは考えている。