やまいもの投資

風見鶏トレーダーの株式投資日記

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年の振り返りと来年の抱負

●一年の振り返り 今年はどのような相場でそれに対してどのように戦ってきたのかを振り返ってみる。 まずは1月。前年後半の勢いがそのまま継続し特にアメリカのグローズや日本の小型グロースが絶好調であった。自分のパフォーマンスも9.1%と概ね満足できるも…

2018年12月の結果

●2018年12月の結果 年初来 -0.3%月初来 -0.9% ●保有銘柄三機サービスeBase ●2018年12月の総括 今月は大きな市場の下落もあり、自分もロングポジションはひどくやられた形となった。特に米中首脳会談の結果を受けてとったロングポジションがひどくやられた。…

2018年11月の結果

●2018年11月の結果 年初来 +1.5%月初来 +0.4% ●保有銘柄JIA三機サービスeBase ●2018年11月の総括 11月は下記の記事に書いたとおり、空売りなどをちょこちょこやっていただけであったために、基本的に資産の変動はほどんどない。 https://yamaimo-toshi.haten…

全天候型投機家への転身

10/26にほぼノーポジにして、しばしのリフレッシュ期間を経て、今週の月曜日から気分一新、新しい手法で取り組み始めた。そして思うところもたくさんあった。その思うところをここに展開してみたい。 まず10/26の撤退に関して。端的にいうと自らの投資哲学や…

2018年10月の結果

●2018年10月の結果 年初来 +1.1% 日本株:-4.7% 外国株:+6.1%月初来 -15.2% 日本株:-12.5% 外国株:-17.1% ●保有銘柄(日本株)JIA三機サービスeBase ・IN:なし ・OUT:イーレックスピーバンアイスタディ手間いらず応用技術F&MITFORラクスルERIHDMTG建設技…

一旦撤退だ

一旦撤退だ。 理由だが端的にいうと 休暇が欲しくなったということだ。 株式投資はむちゃくちゃ面白い。SNS上の仲間とのやり取りも楽しい。儲けも今のところ出てる。 しかしこれにのめり込むと純粋に儲けのためにできなくなるのではないかという懸念がある。…

株式投資家にとって不動産投資とはどういったものなのか

先日とある不動産銘柄のIRセミナーいった流れで、その会社の面談を受けてきました。 つまり、株式投資をやっているついでに、不動産投資もやらないか、と勧誘を受けたというわけです。 私は、不動産投資に特に知識があるわけではなく、ほぼまっさらな状態で…

2018年9月の結果

●2018年9月の結果 年初来 +19.2% 日本株:+9.0% 外国株:+28.0%月初来 +2.9% 日本株:+6.2% 外国株:+0.8% ●保有銘柄(日本株) JIAイーレックス三機サービスeBaseピーバンアイスタディ手間いらず応用技術F&MITFORラクスルERIHDアイケイMTG建設技術研究所RP…

高PER銘柄への投資について

高PER銘柄への投資は一見、割に合わない投資に見える。 なぜなら、水準訂正が狙えないからである。 そう思ってこれまで、高PER銘柄はあまり手を出してこなかったのであるが、最近そんなに悪いことばかりではないと思うようになってきた。 というのも、とある…

2018年8月の結果

●2018年8月の結果 年初来 +15.8% 日本株:+2.6% 外国株:+26.9%月初来 +4.8% 日本株:-2.7% 外国株:+10.1% ●保有銘柄(日本株) JIAイーレックス三機サービスeBaseピーバンアイスタディ手間いらずリミックスマクロミル応用技術F&Mその他少々 IN: 応用技術…

アリババ~不出世のビジョナリー~

今回はアリババについて語りたいと思う。 先日アリババの3Q決算があった。 60%増収、40%減収である。 この数字だけ見れば、よいとは言えないかもしれない。 また、貿易戦争の影響もあってか中国株全体が不調であり、アリババも6/15の直近高値211.70から、17…

複利的事象の面白さについて~投資の数理外伝~

今回は、下記の記事を元にしています。読んでない方は、下記の記事を読んでからだと理解が深まると思います。 yamaimo-toshi.hatenablog.com 複利的な事象は金融商品だけじゃない 先日、長期投資の議論をするときに、期待リターンR、標準偏差σの金融商品があ…

期待値だよ!期待値!

本記事は、以下の記事からの続きです。 yamaimo-toshi.hatenablog.com yamaimo-toshi.hatenablog.com 前回議論したことを振り返っておこう。 前回の結論はこうだ。 ・利回りが固定されていない金融商品は、本質的には期待リターンを得る確率は50%を超えな…

2018年7月の結果

●2018年7月の結果 日本株 年次:+5.5% 月次:-1.0%外国株 年次:+15.3% 月次:+0.4% 合計 年次:+10.5% 月次:-0.2% ●保有銘柄(日本株) JIAイーレックスタイセイイントラストフリークアウト三機サービスeBaseシェアテクピーバンアイスタディ手間いらずリミ…

長期投資するとどうなるのか

本記事は、以下の記事からの続きです。 yamaimo-toshi.hatenablog.com 前回、簡単なシミュレーションを行って、以下の事柄を導いた。 ①勝つ確率と負ける確率がともに50%で、かつ、勝ち幅と負け幅が同じであれば、施行を繰り返すたびに残高は減っていく。 …

期待値がプラスでもハイリスクなトレードはするべきではない数学的理由

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 同記事の内容は、後に見解を替えておりますので、ご注意ください。 詳細は、次回以降の記事を御覧ください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ リンクスリサーチの山本さんの動画を見ていたら、こんなことを発見…

ゾゾ革命

ゾゾを買った。 ゾゾは、バリュエーション的にはとても高いが、アパレル業界に革命を起こす可能性が見えてしまったので、エイヤで買ってしまった。 革命というのは、こういった意味だ。 もちろん、データを握ることで、データを原油としたさまざまな方面への…

自身の投資スタイル

これまで株価とはどのようなもので、どのような性質があるか、また、その性質を利用したどのような投資方法があるかを見てきた。 これらを踏まえて、自分はどのような投資方法を選択するのかを述べてみたい。 どの選択が正解でであるかどうかは人それぞれで…

投資方法の分類②

今回は前回につづいて残りの投資方法を見ていく。 残りの投資法は、グローバルマクロ以外は、比較的渾然一体となって、単体で使うという感じではない。しかし、エッセンスという意味では独立しているので、別の別の投資法として扱うことにする。 ⑤テクニカル…

投資方法の分類①

前回議論した株価の構成要素を元に、投資方法の分類を行いたい。結論から言うと、どこに力点をがあるかによって以下のように分類される。 まずは、主に業績に力点が置かれた投資法である、資産バリュー株、割安成長株、グローズ株、バフェット株を見ていく。…

株価とは何だろうか

株価とはなにか 株価、すなわち、株式の価値とはなんだろうか? 株式とは企業の所有権のことである。もっと端的に言えば、議決権のことであるが、株式投資でのリターンという観点では、その価値は本質的には配当を得ることである。 しかし、今日の株式の評価…

はじめに

本格的に株式投資を初めて一年半ほど経過した。 投資というのは、常に判断の連続であるわけですが、その判断が実に難しい。 その判断も、時間軸や投資スタイルによって全く正反対になるわけで、そもそもどのような観点で判断するのかある程度枠を決めておか…